マンションやアパートなどの集合住宅を所有する入居希望者にとって、賃貸契約は、今後の生活に大きく影響するでしょう。
賃貸契約にも通常の借家契約と一定期間のみの契約をする定期借家制度の2つのタイプがあります。
定期借家とは、あらかじめ定められた期間にお部屋を貸す賃貸借契約のことを言います。
通常の借家であれば、3~5年間は契約期間として設定されている事が多く、1年未満の退居であるばあいでも、解約するためのお金を払わなければなりませんね。
定期借家であれば、満期終了してスムーズに退去が出来る利点があり、また賃主にとっても借主にとってもメリットがあります。
今回は、賃貸でオススメの契約方法を解説いたします。
賃貸でおすすめの契約方法① メリット
定期借家は、入居者にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。
基本的に定期借家契約は契約が満了すると住み続けるのに再契約する必要があるなど、入居者にとってはメリットは少ないようにも感じる人も少なくないでしょう。
確かにそのような手間がかかるのは定期借家契約のデメリットではありますが、メリットもあります。
定期借家契約は入居者にとってのデメリットを緩和するために、貸主が賃料を抑えたり敷金、礼金を0円にしたりするなど予算を抑えて入居することができることがメリットです。
また、契約で入居期間が決まっているため、騒音被害を及ぼす悪質な入居者が仮にいた場合、契約が満了した時に貸主の判断で退去させることができることもメリットです。
さらに、通常の賃貸借契約では、1年未満の契約が原則することができないですが、定期借家契約では1年未満でも契約を交わすことが可能です。
賃貸でおすすめの契約タイプ② 注意点
前項でも述べましたが、入居者にとって、定期借家契約は比較的安価で入居することが可能である反面、契約期間が満了したら家主の合意を得ない限り再契約を締結することができません。
また、原則として定期借家契約は定めた期間中の解約はできません。
契約内容に中途解約ができる条項などがない限りは期間中の解約は不可能となっています。
つまり定期借家契約をする際の注意点は、定期借家によってライフプランの変化に柔軟に対応することができなくなってしまう点です。
定期借家契約をする前にしっかりと今後のライフプランについて考えた上で契約するように気を付けましょう。
まとめ
賃貸契約の方法の中で定期借家について解説しました。
進学や出張など、短期間で決められた期間の入居を考えている方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
利点や注意点等もありますので、それらの特徴を踏まえた上でご自身のライフプランに適した賃貸契約を選ぶことをおすすめします。
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