賃貸物件探しのときにみる間取り図に見慣れない記号やアルファベットが書かれているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか？
この記号は間取り図を説明するための「アルファベットの略語」なのですが、この記号を覚えておくと、賃貸物件の間取り図を見たときにどんな部屋なのかよくわかるようになります。
そこで、賃貸物件の間取り図にある記号を一般的なものから珍しいものまでご紹介しますので、ぜひ確認してみてくださいね。
賃貸物件間取り図にある一般的な記号
部屋の種類を表す一般的な記号
●「K」→キッチン
●「DK」→ダイニングキッチン
●「LDK」→リビングダイニングキッチン
●「BR」→ベッドルーム
●「MBR」→メインベッドルーム
「K」「DK」「LDK」は一般的に使われているので、ご存じの方も多いと思いますが、その違いはご存じでしょうか？
それぞれ「1K」は1部屋＋キッチン「1DK」であれば1部屋＋ダイニングとキッチンが一体となった4.5畳以上の部屋、「1LDK」であれば1部屋＋リビングとダイニングとキッチンが一体となった8畳以上の部屋を指します。
部屋とキッチンに仕切りがない場合は「ワンルーム」と呼ばれます。
設備の種類を表す一般的な記号
●「UB」→ユニットバス
●「WC/T」→トイレ
●「CL」→クローゼット
●「SB」→シューズボックス
ユニットバスは壁、天井、床が一体になった浴室のことです。
浴室にトイレと洗面所がある3点式と、浴室と洗面室のみ2点式のほか、浴室だけのものもあります。
「UB」と記載があってもすべて浴室とトイレが一緒ということではないので、間取り図を確認しましょう。
賃貸物件間取り図にある珍しい記号
●「S/SR」→サービスルーム
●「WCL/WIC」→ウォークインクローゼット
●「R/冷」→冷蔵庫設置スペース
●「W/洗」→洗濯機設置場所
●「AC」→エアコン設置場所
●「MB」→メーターボックス
●「PS」→パイプスペース
サービスルームとは、窓の有無や採光、換気が建築基準に達していないため居室として認められていないスペースのことで、納戸ともいいます。
例えば「2SLDK」と記載されている場合は、2部屋とリビングダイニングキッチンにサービスルームがついているということです。
また、珍しい記号「PS」のパイプスペースとは水道やガスの配管スペースで、寝室に近いと音が気になることがあるのでチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
賃貸物件の間取り図にある一般的な記号だけではなく、ちょっと珍しい記号を覚えておくと、間取り図を見ただけで部屋の様子がイメージしやすくなり効率的です。
賃貸物件を検討するときには間取り図の記号を参考にしてみてくださいね。
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