賃貸物件で一人暮らしをするなら「賃貸物件の防犯をどうするか」についても考えることが大切です。
今回は、自分でできる賃貸物件の防犯対策や、高い防犯性を確保するための物件選びのポイントなどを解説します。
賃貸物件で一人暮らしを始める際にやっておきたい防犯対策
賃貸物件で一人暮らしを始めるにあたって、やっておきたいおすすめの防犯対策としては、以下のようなものが挙げられます。
●部屋にいるときも必ず玄関の鍵をかける
●表札に書くのは苗字のみ、名前は書かない
●郵便受けに南京錠などの鍵をつけて盗難防止をする
●「窓を開けたときや窓に衝撃があったときに警報音を出すアラーム」や「工事不要で取り付けられるタイプの補助錠」などを使い、窓の防犯対策をする
●「女性の一人暮らし」とわかると狙われるリスクが高まるため、女性はなるべく洗濯物を外に干さないようにし、特に下着を外に干すのは厳禁
●ブラインドやカーテンを活用し、外から室内を見られないようにする
●女性の一人暮らしだと気づかれないように、カーテンなども女性らしい柄や色のものは避ける
●インターホンが鳴っても、ドアを開ける前に必ず相手が誰かを確認し、ドアを開ける際も完全に安心できる相手でないかぎりは、まずはドアチェーンをかけた状態で少しだけ開ける
●ドアスコープがついているタイプのドアには、覗き見防止のためのドアスコープカバーをつける
一人暮らしでも安心できる防犯性の高い賃貸物件選びをするためのポイント
一人暮らしの防犯対策をいろいろ挙げてきましたが「これから賃貸物件選びをする」というのであれば「防犯性の高い賃貸物件選びをする」ということも心がけましょう。
防犯性の高い賃貸物件選びのポイントは以下のとおりです。
●駅から近く、店や街灯などで夜間も十分な明かりがある状態で帰宅できる
●オートロック機能がある
●インターホンがモニター付きである
●部屋の階数が2階以上
●防犯カメラ設置物件や管理人常駐物件
●女性専用アパート・マンションではない物件
最後に挙げた「女性専用アパート・マンションではない物件」がおすすめというのは意外に思われるかもしれませんが、これは女性専用の物件だと「女性なら誰でもいい」という思想の犯罪者には格好の標的となってしまうリスクがあるからです。
ハイレベルなセキュリティシステムが整っている女性専用物件なら検討の余地はありますが、そうでない場合は「女性専用」は避けたほうが無難です。
まとめ
今回は賃貸物件で一人暮らしを始める際に自分でできる防犯対策や、物件選びのポイントなどを解説しました。
「安心して住める」ということは非常に大切な要素です。
防犯対策を軽視せず、やれることはやっておきましょう。
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