テレビは、一人暮らしをする際の家電として欠かせない存在です。
今回は、そんな「一人暮らしのテレビの選び方」にスポットを当て、理想的な視聴距離や部屋の広さに合わせたおすすめサイズなど、選び方のポイントを解説します。
一人暮らしのテレビの選び方のポイント①理想的な視聴距離
一人暮らしのテレビの選び方、その大きなポイントとして挙げられるのが「理想的な視聴距離を考慮してテレビを選ぶ」ということです。
さて、理想的な視聴距離とはどのくらいの距離かというと、ズバリ「テレビ画面の高さの3倍程度の距離」です。
たとえば40インチテレビの場合、テレビ画面の高さは約50cm。
理想の視聴距離はこの3倍ですから「テレビ画面から1.5m離れての視聴」が好ましいといえます。
「1.5mという距離なら、6帖程度の部屋でも十分とれるだろう」と思いがちですが、実はこれが大きな落とし穴。
実際は家具などをすべて配置したうえで自分が座るスペースも含めると、6帖でこの距離を確保するのはなかなか難しいものです。
ですから視聴距離を考慮する際には、家具の配置や自分が座った状態をきちんと想定しましょう。
一人暮らしのテレビの選び方のポイント②部屋の広さに適したサイズ
さて、一人暮らしのテレビの選び方のポイントとして先ほど「理想的な視聴距離」を挙げましたが、いちいちテレビの高さを測って理想の視聴距離を計算するのが面倒だ、家具配置をした後にとれる距離なんてピンとこない、と考える人も多いでしょう。
そんな人には「部屋の広さに適したサイズのテレビを選ぶ」という、ざっくりとした楽な選び方がおすすめです。
一般的なレベルで家具を配置することを想定したうえでの、部屋の広さごとのおすすめサイズは以下のとおりとなります。
●5帖:22~24インチ
●6帖:26~32インチ
●7帖:32~37インチ
●8帖:40~42インチ
なお、テレビ視聴をする際には「テレビ画面が自分の視線からどの高さに来るか」をチェックすることも大切です。
もっともダメなのは、視線よりも上にテレビ画面が来る状態。
ずっと首を挙げた状態での視聴となるので首に負担がかかるだけでなく、目も疲れやすくなります。
理想的な高さは、目線を少しだけ下げた状態、角度でいえば目線を10~15度下げたところに画面があるという高さです。
テレビ台を設置する際などは、この高さを守れるものを選ぶよう心がけましょう。
まとめ
今回は一人暮らしのテレビの選び方とそのポイントとして、理想の視聴距離や部屋の広さに適したおすすめサイズなどについて解説しました。
大きすぎず小さすぎない、快適なテレビ視聴環境を得るための参考として、この情報を役立ててくださいね。
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