家具を移動したり、物を落としてしまったり、何かをこぼしたり…。
長く暮らしていると、自然とフローリングに傷がついてしまいます。
退去時にフローリングの張り換え費用が発生する場合がありますが、費用相場はどれくらいなのでしょうか？
賃貸物件のフローリング修繕、費用負担はどれくらい？
フローリングの修繕がある場合、福岡市の1畳あたりの相場は以下のとおりです。
■フローリング
●張り換え…3～6万円
●重ね張り…2～5万円
■クッションフロア
●張り換え…2～6万円
●重ね張り…1～4万円
※張り換え…元の床を剥がして、新しい床を張り直す
※重ね張り…元の床の上から、新しい床を重ねる
修繕時の費用負担は敷金から差し引かれるので、戻ってくる敷金が少なくなる、敷金を超えてしまう場合は都度負担が必要になります。
少しでも退去時の費用負担を少なくしようと自分で修繕する方もいらっしゃいますが、かえって目立ってしまったり、クリーニング代を別途請求されることもあるので注意が必要です。
また、経年劣化によるものは借り主の負担にはなりませんが、フローリングはその限りではありません。
部分的に張り換える場合は、基本的に借り主の負担となります。
ただし全面フローリングを張り換える場合は経年劣化の対象となるので、大家さん側の負担となります。
賃貸物件のフローリングに傷をつけないための対策
物を落としたり、ぶつけないよう注意する、家具を引きずらないのはもちろんですが、簡単にできる対策をあらかじめ行っておくのも大切です。
たとえば、よく移動させる椅子の脚に、傷防止のフェルトや脚キャップをかぶせるのも効果的です。
100円ショップで購入することができるので、入居前に準備しておきましょう。
また、デスクやダイニングテーブルの下にラグを敷くのもオススメです。
入居した段階で傷がついている場合は？
初めから傷がついていた場合は、記録として残し、不動産会社・大家さんと共有しておきましょう。
日付が残るよう、スマホやデジカメなどで写真を撮り、できるだけ早く不動産会社や大家さんに連絡します。
「ここに傷があった」と共有しておくことで、退去時に見に覚えのない傷で修繕費用を請求されるといったトラブルを未然に防げます。
まとめ
いかがでしたか？
気をつけて使っているつもりでも、生活していると自然にフローリングの傷は増えてしまうものです。
●重い家具をそのまま置かず、ラグをかませたり緩衝材を付ける
●キャスター付きのデスクチェアの下にはマットを敷く
など、少しの心がけで傷を防げるでしょう。
フローリングの修繕費用で敷金が目減りしてしまわないように、普段からしっかりと対策をおこないましょう。
私たちHALE不動産は、福岡市の不動産物件を幅広く取り扱っております。
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