美味しいものがいっぱいの福岡ですが、その代表格ともいえるもつ鍋は、観光客のみならず地元の人たちにも愛される定番の郷土料理です。
せっかく福岡市博多区エリアに住むならば、ぜひ味わっておきたいもつ鍋のルーツと人気のお店をご紹介します。
福岡市博多区で名物のもつ鍋とは何か？
福岡のもつ鍋とは、ぷりぷりの脂がのった牛や豚のホルモンと一緒に、ニラやキャベツなどの野菜を煮込んだ料理です。
唐辛子やニンニクを効かせたものが有名ですが、水炊き風のあっさりしたものも人気です。
コラーゲン豊富で意外と低カロリーであることから、女性の人気も高まっています。
そんなもつ鍋のルーツは何かというと、第二次世界大戦後までさかのぼります。
戦後間もない食糧難の時代に、当時は食用ではなかったホルモンを醤油で炊いて食べていたのが始まりといわれています。
今では福岡を代表する郷土料理となり、醤油、味噌、塩などスープのバリエーションも豊富になっています。
なお、当時はアルミ鍋でホルモンを炊いていたことから、現在でももつ鍋には土鍋ではなくステンレス鍋が使われているのだそうです。
福岡市博多区でもつ鍋を食べるなら！人気のもつ鍋専門店は？
人気のもつ鍋専門店「博多もつ鍋 おおやま本店」
福岡市博多区にある「博多もつ鍋 おおやま本店」のもつ鍋は、素材にこだわった濃厚な味わいが特長です。
もつは九州産を中心に若い国産牛の小腸のみを使用しており、ぷりぷりの脂が楽しめます。
スープへのこだわりも強く、とくに定番のみそ味は、九州味噌と西京味噌などをブレンドし特製のタレを加えた「濃厚美味（こゆうま）」な味わいが人気です。
独自ブレンドの醤油ダレに野菜と魚介のトリプルだしが効いた醤油味や、特製のおろしポン酢でいただく水炊き風（ニンニク不使用）も選べて、何度も通いたくなるお店です。
もつ鍋以外にも、九州博多の名物を楽しめる逸品料理も揃っており、足を運んで損はないでしょう。
●所在地：福岡市博多区店屋町7-28
●営業時間：16時～23時
●定休日：12/31、1/1、不定休
●アクセス方法：地下鉄箱崎線「呉服町」駅 徒歩約3分、地下鉄空港線「中洲川端」駅 徒歩約5分、地下鉄箱崎線「中洲川端」駅 徒歩約5分、地下鉄空港線「祇園」駅 徒歩約5分
●※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間などが異なる場合がございますので、詳しい情報は公式サイト、または直接お問い合わせください。
人気のもつ鍋専門店「もつ幸（もつこう）」
1978年創業と、福岡市博多区でも老舗のもつ鍋専門店「もつ幸」のもつ鍋は、ニンニクを入れない鶏ガラスープで炊いた、水炊き風のもつ鍋です。
国産牛のもつ（小腸・センマイ・赤センマイ・ハツ）とキャベツ、ニラを炊き、自家製の酢醤油につけて食べるあっさり味が人気です。
鍋の締めには白ごまで仕上げるちゃんぽんめん。
旨味が凝縮されたスープを吸ったちゃんぽんめんは絶品です。
その他、サイドメニューも豊富で九州の名物料理が楽しめます。
また、もつ幸のもつ鍋に欠かせない特製の酢醤油は単品販売もされています。
●所在地：福岡市博多区綱場町7-14
●営業時間：平日17時～23時30分、土曜17時～23時30分、日曜・祝日営業の場合17時～22時30分
●定休日：毎週日曜日（月曜祝日の場合、日曜営業・月曜休み）
●※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間などが異なる場合がございますので、詳しい情報は公式サイト、または直接お問い合わせください。
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まとめ
戦後の食糧難から始まったもつ鍋は、今や地元で愛される郷土料理でこだわりのお店も多数あります。
なかでも福岡市博多区の「もつ幸」と「博多もつ鍋おおやま本店」は、そのこだわりと美味しさに定評があり、ぜひとも足を運びたい名店です。
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